日々の生活で思ったこと

日々の生活から思ったことやコーチングの視点から綴ります。

面談で思ったこと

経営する会社では定期的に社員との面談をしています。

私にとっては社員とのゆっくり話ができる

楽しみな時間でもあり、悩みや困りごと不満など

を聞くちょっとドキドキする瞬間でもあります。

 

面談をする時は聴くことに徹するようにしています。

私からの質問は「来期に取り組みたいこと、

達成したいこと」ですが、それを話しているうちに

現状の問題点や改善点、不満が出てきます。

 

すぐに沈黙になる人もいますが、それでも待っていると

話が聞けたりします。

 

一人ひとりの話を聞いていると「そうだよね」と思うのですが

その各自の意見を会社全体としてどう擦り合していくかとなると

難しいなと思います。

 

考え方や捉え方が違いから衝突もあるけれど

話し合って話し合って前に進んでいくしかないのかなと思います。

 

限られた時間での面談でより深く話が聞けるように

そして社員にとっては考えを整理し、少しでもこれからの方向性

が見えるようにしていきたいなと思います。

 

 

 

 

 

 

お金との関わり方

私の父はお金をきちんと管理する人です。

いつ、どのくらいのお金が必要になると

いうことを計算して将来的に困らないように

計画的に貯蓄をしていました。

 

そのおかげで私は贅沢ではないけれど

ごく普通に生活できました。

 

しかし、父はお金に対して不安なのか

「お金がない」「貯めとかないと」よく言っていました。

子供心に私は、「お金は使ったらなくなる、貯めなければならない」

と思いながら育ちました。

 

大人になってからも、欲しいものをパッと

買うこともあるけれど心の底ではこんなに買っていいだろうか、

倹約しなきゃと思ってせっかく欲しいものを買ったのに

喜べない自分がいました。

「お金は使ったらなくなる、貯めなければならない」から

離れられませんでした。

 

今年の春、義母が亡くなりました。

義母はちょっと見栄っ張りで

自分のことにもお金を使うけれど

人をもてなしたりプレゼントをするのが

大好きな人でした。

そんな母のですからお金は出ていくばかり、

その代わり頂き物も多いので

まるで物々交換みたいだなと

思ったこともあります。

 

私もお世話になった人への礼は

忘れないようにしています。

でも、お金は効率よく無駄に使わないというのが

私のスタイルです。

 

そんな母の葬儀には大勢の人が訪れ

皆が口をそろえて「(母の名前)さんには本当に世話になった」

と涙を流してくれました。

 

私はその時、義母の生き方も良かったのかなと思いました。

死ぬ時にお金は持っていけません。

それならば人の喜ぶのを見るために

お金を使った方が自分も人もhappyに

なれて、こんなにも惜しまれて

最期を迎えられるのかなと

思いました。

 

これからは私も人に喜んでもらえることには

もっと気前良くお金を使っていこうと

思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相田みつをさんの名言から

息子が幼い頃ひらがなが読めるようになって

目についたものを声に出して読むようになりました。

 

祖父母の部屋に飾ってあった相田みつをさんの

名言カレンダー。

「つまずいたっていいじゃないか 

にんげんだもの

 

一字一字丁寧に読んで

「当たり前やん」と一言。

 

私はその「当たり前」と言う言葉に

ハッとさせられました。

大人になると物事を複雑に考え

「そうは言ってもねー」と

自分でいろいろ言い訳をして

前に進めないことがよくあります。

 

実際につまずいて転んだら

恥ずかしいですし、

何かを始める時には「失敗したらどうしよう」

「人に笑われるかもしれない」

「自分は本当にその能力がある人間だろうか」

と始める前から不安になったりします。

 

頭ではうまくいかないことや失敗もあると

わかっていても自分はなんとか避けたいと

思いますし、つまづいたり失敗したりすると

つい自分を責めたりします。

 

でも、つまづきも失敗も誰にでもあり得る

当たり前のこと思えば気が楽になりますし、

今度は違うやり方でやってみようかと

新たに挑戦する気持ちも湧き出てきます。

 

子供の素直な言葉に勇気づけられた思い出です。

 

 

 

 

 

私の英語学習

私は大人になってから20年くらい

英語の勉強をしています。

 

必要に迫られてではなく趣味のように

なりました。

 

元々なぜか外国生活に興味があり、

外国映画、洋楽方が好きで

英語ができる人になりたいなという願望はありました。

20代の子育て中の頃、本屋でふと手にとった本

ある主婦の人が猛勉強の結果、

「全国通訳案内士」になって

活躍しているという内容でした。

すぐさま私もなりたい!と思ったのでした。

 

そこから私の英語の勉強が始まりました。

「全国通訳案内士」は今でもレベルの高い試験ですが

当時はより高レベルでした。

 

英文法、ヒアリング、日本を英語で

説明する英文を覚えるなど勉強しましたが

私の英語レベルでは到底及ばずとりあえず諦めました。

 

私の普段の生活では全く英語が必要なく

それでも「英語が話せる私」にあこがれ

これをやれば英語が話せる!という

本を見つけては飛びつき勉強を続けていました。

 

勝間和代のさんの本で、TOEIC800点以上あれば

とりあえず英語ができますのレベルですと

ありました。

私の目標はTOEIC800点となりました。

めでたく800点はとることができましたが

私が理想とするようにペラペラと

話すことができないことに気がつきました。

 

次はスピーキングだ!と

オンライン英会話を始めました。

 

今では「全国通訳案内士」の試験も

一次試験はTOEICの点数でパスすることができるようになり

もう一度試験にトライしてみようかなと

思ったりしましたが年を重ね気力が

もうありません。

 

今までやった中で一番効果があったなと思う勉強は

カランメソッドです。(回し者ではありません)

これで一応頭の中に英語の回路ができたように

思います。

日本語→英語と思わず英語で考えられるようになりました。

ペラペラではありませんが。

 

今もオンライン英会話は続けています。

少しでも新しい言い回しができたり

聞き取りができると嬉しいです。

 

日常全く必要ない英語をなぜ勉強するのか

英語に費やす時間を他のことに使えばいいのにと

自分でも不思議でした。

 

名前を忘れてしまって残念ですが

日経新聞で読んだ社長さんが

「英語の勉強が好きで毎日続けています」と

書いてあり、あー私も英語の勉強が好きなんだと

納得しました。

 

コロナも落ちつき海外旅行も気軽にできるようになると

英語を勉強してて良かったと思える時があるかもしれません。

 

 

 

 

 

私にとって「頑張る」とは

私がコーチングを受けた時、

コーチの方から「頑張る」という言葉が

kumiko さんからよく出てきますが

kumiko さんにとって「頑張る」って

どういうことですか?と尋ねられました。

 

私は意識して「頑張る」を使っているつもりは

ありませんでしたが考えてみると、

私にとって「頑張る」とは美徳でした。

小さい頃から母親から頑張れば全て上手くいくと

教えられてきました。私は勉強に部活に頑張り

母は褒めてくれました。

常に頑張っている自分を見せていなければならないと思っていました。

 

成長するにつれ、頑張れば全て上手くいくとは

思わなくなりましたが、幼いに頃に根付いた

思考は簡単に変わることなく、常に何か勉強して

頑張っていないと自分は怠けていてダメだと

思っていました。

 

目標を持って頑張っている時は充実しているのですが

目標を達成すると、また次の目標を探して

頑張らないと落ち着かないのです。

 

こんなことをコーチに話していると涙が

溢れてきました。

今まで意識してなかったけれど

私は常に頑張ってきて

それがしんどくなってきてることに

気がつきました。

 

母親も頑張り屋でその姿を見て育ち

「頑張れ」と育てられたこそ

出来たこともたくさんあって

今の私があるので感謝はしています。

 

コーチと話していて

私が頑張ってきたのは母親の影響が

かなりあって、それで頑張らないといけないと

思ってきたのかなと客観的に考えられるようになりました。

 

そうしたらすっと心が軽くなって

しんどいならば休むなり、やりたい他のことをすればいいと

自分で決めたらいいのだと思えるようになりました。

 

これはコーチングを受けた私の大きな収穫でした。

 

自分では気づいていない

自分が捉われていることに気づけば

それを認めて新たなステップが踏み出せることが

わかりました。

 

 

 

 

思わず口から出た言葉の後に

私たちの会社は製造業で

様々な種類の仕事があるので

新しく入ってきた人には2〜3ヶ月毎に

違った仕事を経験してもらい

その人に合った仕事をしてもらいます。

 

最近配置が変わったパートの人がなんだか元気がない。

「この仕事はどうですか」と尋ねてみると

正確さをかなり求められる仕事なので

「しんどい」と。

更に機械を使っていた時

「失敗した自分が悪いのは分かっているけれど

私が怪我をしたかより機械の故障を心配してた」と。

 

とっさに出た言葉が本心を表すことはよくあります。

職人たちが機械を大事にする気持ちもよく

理解できますが、言われた方は悲しい。

信頼関係が損なわれかねません。

 

悪気なく言ったことでももしかしたら

誰かを傷つけているかもしれないという

意識は常に持っていたほうが

いいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思い込みや決めつけで話してしまったこと

コーチングの認定コーチになってからは

 

普段の会話に気をくばるのはもちろんのこと

 

過去の自分の会話を思い出し、

 

あちゃーと思うこともしばしばです。

コーチング

 

 

 

自分なりの考え方で物事や人を決めつけて

 

話をしてしまうことがあります。

 

何年か前のこと

 

あれこれ言い訳をする部下がいました。

 

ある日私はその部下仕事ぶりを注意した時

 

また言い訳をしてきたので

 

「今までの人生も言い訳ばかりしてきたんでしょう」

 

となんと仕事から人生にまで注意を広げてしまったのです。

 

もちろん部下は「そこまで言われる筋合いはない」

 

のような意味合いのことを言ったと思います。

 

当時、私は結構正しいと思っていました。

 

今になってみると部下の人生まで決めつけて

話している自分が恥ずかしいです。

 

 

 

言い訳をするということばかりに注意を向けず

 

なぜ言い訳するのか、自分の何を守りたいのかなど

 

部下を見る視点を増やしことはできたのにと

 

思います。

 

 

 

自分の思い込み、決めつけで話をすると

 

当然相手の理解を得られることが少ないかも

しれません。

それでは相互理解することはできず

ましてや信頼関係を結ぶことも難しく

問題解決にはなりません。

 

普段の自分の会話が思い込みや決めつけで

されていないか思い返してみるのも

いいかもしれません。