相田みつをさんの名言から
息子が幼い頃ひらがなが読めるようになって
目についたものを声に出して読むようになりました。
祖父母の部屋に飾ってあった相田みつをさんの
名言カレンダー。
「つまずいたっていいじゃないか
一字一字丁寧に読んで
「当たり前やん」と一言。
私はその「当たり前」と言う言葉に
ハッとさせられました。
大人になると物事を複雑に考え
「そうは言ってもねー」と
自分でいろいろ言い訳をして
前に進めないことがよくあります。
実際につまずいて転んだら
恥ずかしいですし、
何かを始める時には「失敗したらどうしよう」
「人に笑われるかもしれない」
「自分は本当にその能力がある人間だろうか」
と始める前から不安になったりします。
頭ではうまくいかないことや失敗もあると
わかっていても自分はなんとか避けたいと
思いますし、つまづいたり失敗したりすると
つい自分を責めたりします。
でも、つまづきも失敗も誰にでもあり得る
当たり前のこと思えば気が楽になりますし、
今度は違うやり方でやってみようかと
新たに挑戦する気持ちも湧き出てきます。
子供の素直な言葉に勇気づけられた思い出です。